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【犬の食糞は危険?】犬がフンを食べてしまう原因やしつけ・におい対策とは?

犬の食糞対策

今や家族の一員として暮らすようになったペットの代表格の犬。

子犬が生まれたり、ほかの飼い主から引き取ってくるなどして多頭飼いをしている家庭も少なくありません。

しかし、頭数が増えれば増えるほど排泄物のニオイに悩まされていたり、食糞のクセが抜けずに困っている飼い主も多いのではないでしょうか。

そこで本記事では、多頭飼いをしている飼い主のために、トイレのニオイなど衛生環境に配慮するための方法と対策を紹介します。

また、飼い主にとって気になる食糞をやめさせるにはどうすれば良いのか、食糞の原因や健康リスクについても解説するため、ぜひ参考にしてみてください。

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多頭飼いで犬がフンを食べる原因や心理

多頭飼いで糞を食べる心理

犬が糞を食べる行動のことを「食糞」とよびますが、そもそもなぜ食糞をするのか、明確な原因や犬の心理状況は分かっていないのが実情です。

一般的には子犬によく見られる症状であり、成犬になるにつれて食糞の症状は見られなくなるのが一般的ではあります。

ただし、個体差があり成犬になっても食糞をする犬は存在します。

このほかに多く見られるのが、多頭飼いの環境下でほかの犬が排出した糞を食べるというものです。

では、なぜ多頭飼いの場合に食糞をする犬が見られるのでしょうか。

考えられるいくつかの原因と心理について解説しましょう。

 

①立場の上の犬に対して服従の姿勢を見せる

多頭飼いの環境下では、自然と犬同士のなかでヒエラルキーが生まれ、立場が上の犬と下の犬が出てきます。

これは犬に限ったことではなく、さまざまな動物の社会において見られる現象です。

立場が下の犬が上の犬に対して服従の姿勢を見せる行動は動物によってもさまざまですが、犬の場合は自分以外の犬の糞を口にするという行動で服従の姿勢を示す場合があると考えられています。

 

②ほかの犬の行動を真似している

グループのなかに食糞をする犬がいた場合、食糞をしなかった犬までもがその行動を真似することがあります。

すべての犬が食糞を真似するとは限らず個体差はありますが、ほかの犬から影響を受け食糞をはじめる犬も少なくないようです。

また、子犬が生まれたとき、母犬は子犬のお尻を舐めて清潔に保っています。

これを見た子犬やほかの犬が、母犬の行動を真似することによって食糞のクセがついてしまうケースもあるのです。

 

③興味本位

先住犬がいる状態で新たに犬を迎え入れた場合、自分自身の糞と先住犬の糞とではニオイが異なることから、興味本位で糞をいじったり口にしたりすることがあります。

犬の個体によるニオイの違いもありますが、先住犬とのエサの違いによって糞のニオイが変わってくることも多く、それが食糞の原因になるとも考えられています。

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単頭飼いでも自分のフンを食べることはある?

多頭飼いの場合、自分以外の犬が排出した糞を食べるケースが多いですが、複数ではなく単頭飼いの場合はどうなのでしょうか。

冒頭でも紹介したように、食糞をする犬とそうでない犬は個体差があり、単頭飼いだからといって自分の糞を食べないとは限りません。

たとえば、子犬のときに母犬の行動を見て育った犬の場合、大きく成長しても糞を食べる行為がクセとして残っているケースも珍しくないのです。

また、食糞は野生の犬にとって合理的な行動原理であるという見方もあります。

自らが排出した糞が残っている場合、それを手がかりにほかの動物が追ってきて捕食される危険もあることから、痕跡を消すためにあえて自分の糞を食べているという説もあるようです。

このように、単頭の飼い犬であっても野生の犬の本能として食糞をするケースは少なくないのです。

 

犬がフンを食べることによる危険性

糞を食べることによる危険性

私たち人間にとって、糞を食べるという行為は異常に映るものです。

しかし、たとえば母犬は子犬のお尻を舐めて糞を処理することからもわかるように、犬にとっては自然な行動のひとつでもあります。

では、糞を食べることによって健康面や安全面でのリスクはないのでしょうか。

専門家によっても食糞の影響に対する意見や見解は異なり、健康面での影響を心配する必要はないというケースもあれば、感染症や寄生虫などのリスクがあると指摘されるケースもあります。

特にリスクが高いのは、自分自身の糞ではなくほかの犬が排出した糞を食べるケースです。

多頭飼いで病気や感染症にかかっている犬がいた場合、その糞を食べてしまうことで健康な犬までもが体調を崩すことになるため、食糞のクセはできるだけやめさせたほうが良いといえるでしょう。

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犬がフンを食べないために飼い主ができるしつけや気をつけるべきこと

糞を食べないために飼い主ができるしつけや気をつけるべきこと

少なからず健康面でのリスクが懸念される食糞についてですが、飼い主にとっても衛生上好ましい行為とはいえないことから、根気よくしつけを行い食糞をやめさせることが理想的です。

食糞は特に子犬のときに見られる場合が多いですが、小さい頃からしつけを行っていれば、成犬になってからの食糞のクセを治すことは可能です。

食糞をやめさせるために重要なことは、糞をしたら素早く片付けることです。

ケージの中や行動範囲の中に糞が放置されていると、食事をした後に糞を食べてしまうこともあるため、物理的に糞を口にできないように心がけることが重要といえるでしょう。

ただし、一人暮らしなどで外出する機会が多く、犬が自宅で留守にする時間が多い場合、飼い主が見ていないところで食糞をしているケースも考えられます。

このような場合、飼い主とのスキンシップが不足していたり運動不足などによってストレスを抱えている可能性があるため、休日はドッグラン、平日は自宅周辺の散歩など、積極的に外へ連れ出すことを心がけましょう。

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トイレの見た目やにおいを少しでも解消するためにできる対策3選

トイレの見た目やにおいを少しでも解消するためにできる工夫

犬の飼い主にとっての悩みは、食糞に関するものだけではありません。

特に多いのがトイレのニオイや衛生環境、見た目の問題です。

これらを解消し、ペットとの快適な生活環境を手に入れるにはどのような工夫が有効なのでしょうか。

 

①消臭スプレーはNG

たとえば、トイレを定期的に清掃しているのにどうしてもニオイが取れないといったケースもあるでしょう。

このような場合、消臭スプレーを使用したくなりますが、犬にとっては有害な物質が含まれているものも多いため避けるべきです。

 

②周囲が囲われているトイレを設置する

トイレのニオイの主な原因は、糞や尿がトイレの外に飛び散り、ケージやトレー、シートなどに付着していることが考えられます。

そこで、糞や尿が外部に飛び散らないよう、周囲が囲われているトイレを設置するのもひとつの方法です。

 

③ケージの外にトイレを設置する

犬はもともと綺麗好きな動物であることから、寝床でもあるケージ内は清潔に保っておきたいという本能がはたらきます。

ケージ内にトイレを設置した場合、それをトイレであると認識できず、尿をケージの外に排出しようとすることもあるのです。

そのため、トイレはケージとは別の場所に設置し、分けておくのも衛生環境を維持するうえでは有効な方法といえます。

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トイレを見せないようにする商品!トイレクローク

犬のトイレを正しくしつけ、衛生環境を維持するためには、ケージから離れた場所に「トイレクローク」を設置するのもひとつの方法です。

トイレクロークとはその名の通り、ケージとは別にトイレ専用のスペースをつくるための商品で、場所を選ばず手軽に設置できるのが大きなメリット。

リビングや寝室、ペットが普段過ごすケージから離れた場所に設置することで、人目を気にすることなく落ち着いてトイレを済ませることができます。

ペットがトイレから戻ってきたら糞や尿をすぐに処理できるため、ニオイ対策はもちろんのこと食糞も未然に防げます。

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まとめ

犬を飼いはじめて間もない方にとっては、食糞という行為を見たときに頭が混乱し、必要以上に叱ってしまうケースも少なくありません。

しかし、そもそも食糞という行為は決して珍しいものではなく、個体差はあるものの多くの犬に見られます。

ただし、健康上のリスクがゼロではないことと、飼い主にとっては衛生環境の観点から心配になる行為でもあるため、食糞のクセはなくしたいものです。

そのためには、犬のトイレを正しくしつけるとともに、排泄物は素早く回収しておくことが基本といえるでしょう。

トイレのニオイや見た目、衛生状態が気になる方は、今回紹介したトイレクロークの活用もぜひご検討ください。

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