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投稿日:2023.02.15/更新日:2023.12.28

猫がキャットタワーに登らない?最適な選び方を紹介

猫に家の中で快適に暮らしてもらうために、さまざまなペット用品を活用しているご家庭も多いのではないでしょうか。

特に大型の猫や多頭飼いの場合、狭い室内ではストレスを溜め込むことも多いため、うまく発散させることが重要です。

そのために有効なツールのひとつとしてキャットタワーがあります。

本記事では、大型の猫や多頭飼いにキャットタワーが重要な理由と、最適なキャットタワーの選び方を解説します。

 

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大型猫や多頭飼いにキャットタワーが必要な理由

大型の猫を飼っている家庭や多頭飼いをしている家庭において、キャットタワーは不可欠ともいえるペット用品です。

室内で飼われている猫は、野生の猫と比べて運動する場所が少ないため運動不足になりがちです。

その結果、身体に脂肪がついてしまうと、さまざまな病気を発症するリスクも高まるでしょう。

キャットタワーを設置することで室内でも上下運動ができ、運動不足を解消できます。

また、複数の猫を多頭飼いしている場合、狭い室内では猫同士の縄張り争いが激しくなることもあり、ストレスの原因となることがあります。

キャットタワーを設置していれば横だけでなく縦にも縄張りが広がり、運動もできるのでストレスを発散することができるでしょう。

 

関連記事:猫にとってキャットタワーは必要?キャットウォークとの違いや選び方、費用について解説

 

 

※キャットタワーの動画もご覧ください

 

大型猫用のキャットタワーの選び方

体格が大きい大型猫を飼育している場合、倒れる心配がなく安全性の高いキャットタワーを選びましょう

太い支柱で支えられていることはもちろん、ステップの広さや安定性なども確認しておきましょう。

また、猫がくつろげるようなベッドやハンモックなどが設置されている場合、猫の体の一部がはみ出る心配がないかをチェックしておく必要があります。

 

多頭飼いのキャットタワーの選び方

多頭飼いの場合には、ベッドやハンモックが複数設置できるキャットタワーを選びましょう

たとえば、3頭の猫を飼育しているにもかかわらず、キャットタワーに2つのベッドしか設置できないと、猫同士がケンカをしてしまいます。

複数頭が同時にキャットタワーに登ることも考慮し、なるべくステップの数が多いものを選ぶようにしましょう。

なお、キャットタワーにはそれぞれ耐荷重が設定されているため、飼育している猫の体重も考慮して安全性の高い製品を選ぶことが大切です。

 

関連記事:DIYでおしゃれなキャットウォークの作り方を紹介|業者との違いは?

 

 

キャットタワーの選び方でよくある失敗例とは

ネット通販サイトやホームセンター、ペットショップなどを見てみると、さまざまな種類のキャットタワーが販売されています。

しかし、あまりにも種類が多すぎて、キャットタワー選びに失敗してしまう方も少なくありません。

どういった失敗例が多いのか、代表的なものをいくつか紹介しましょう。

 

不安定で危険

キャットタワーは猫がジャンプしたりくつろいだりするため、しっかりとした重量感があり安定性に優れたものを選ぶことが重要です。

猫は高い場所が好きであるため、高さのあるものを選びたくなりますが、高ければ高いほど重心も上方向に移るため安定感が損なわれます。

猫の体格も考慮し、高さと重心のバランスのとれたキャットタワーを選びましょう

 

ステップが滑る

キャットタワーには上部まで登るために、階段状のステップがついています。

このステップが滑りやすいと、猫が登る際に足に余計な力が入ったり、滑って落下したりといった危険性があります。

すべすべとした肌触りが良いステップは高級感があって魅力的ですが、猫にとっては必ずしも使いやすいキャットタワーとはいえないことも覚えておきましょう。

 

爪とぎがない・使いづらい

キャットタワーの多くは支柱の部分に猫用の爪とぎが用意されています。

しかし、なかには爪とぎを別途購入しなければならなかったり、使いづらい位置にあるものも少なくありません。

このような製品を選んでしまうと、本来の場所で爪とぎを使ってくれず、家の柱や壁、フローリングなどを傷つけてしまうおそれがあります

 

関連記事:【猫ちゃんが喜ぶ!】猫にとって快適な生活を送れる部屋作りのポイント6選!

 

 

キャットタワーの最適な設置場所は

大型の猫や複数頭の猫を飼育している場合、キャットタワーはどこに設置するのが良いのでしょうか。

安全面も考慮すると、飼い主がつねに目を配らせることができるリビングやダイニングなどがおすすめです。

特に大型の猫や多頭飼いの場合、バランスを崩してキャットタワーが倒れてきたり、猫が高所から落下したりする危険性もあります。

飼い主がつねに確認できる場所にキャットタワーを設置しておけば、万が一バランスを崩しそうになっても迅速にフォローし、事故を未然に防ぐことができるでしょう。

 

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猫がキャットタワーに登らない・使わないときはどうすればいい?

せっかくキャットタワーを購入したのに、なかなか登ってくれないことも少なくありません。

こういった場合の有効な対策を紹介しましょう。

 

設置場所を変えてみる

猫はもともと高い場所に加え、窓際から外の様子を眺めるのが好きな傾向があります。

そのため、窓から離れた場所にキャットタワーを設置している場合には、できるだけ外の様子が見える窓際に場所を移動させてみましょう

 

キャットタワーの近くで猫と遊んでみる

キャットタワーを初めて見た猫は、それが遊ぶためのものと認識していない可能性もあります。

そのため、少しずつ慣れさせていくためにも、キャットタワーの近くで飼い主と一緒に遊ぶ時間を設けましょう

 

お気に入りのおもちゃやおやつを置いてみる

キャットタワーへの警戒心がなかなかとれずに近寄ろうとしない場合には、猫がお気に入りのおもちゃやおやつをステップに置いて様子を見てみましょう。

ステップを1段登ることができたら、2段目、3段目と高い場所におもちゃやおやつを置き、少しずつ慣れさせていきます

 

 

大型猫や多頭飼いの猫が快適な環境づくりとは

キャットタワーの導入は、大型の猫や多頭飼いの猫が快適に過ごすための第一歩といえるものです。

しかし、これ以外にもペットが暮らしやすい環境づくりにはさまざまなポイントがあります。

 

床材の検討・見直し

現在、多くの住宅に採用されているフローリングは、掃除が簡単で手入れもしやすいメリットがあります。

しかし、猫にとっては表面がつるつると滑りやすく、歩行の際に足腰に負担がかかります。

そこで、猫がよく行き来する廊下やリビングにはフロアマットやカーペットを敷くなど、滑りにくい素材に替える工夫をしましょう。

 

ペット用ドアの設置

部屋から廊下に出たいときに、ドアが閉まっていると猫は外に出ていくことができません。

そこで、ドアや扉の下部に小さな開閉扉(ペット用ドア)を設置することで、飼い主が入り口を開閉しなくても自由に行き来できるようになります。

 

猫が安心してくつろげる場所の確保

猫が昼寝をしたり就寝したりする際に、人の行き来が激しい場所や騒音が大きい場所では安眠することができません。

そこで、猫が安心してくつろげる専用の場所を確保することが大切です。

たとえば、階段下のデッドスペースを猫専用の部屋としてプチリフォームする方法もあります。

 

関連記事:ペットが過ごしやすい環境作りとは?リフォーム・リノベーションのポイント8選

 

 

テイストはペットを飼っている人を考えたペットリノベーションを提供

飼い主にとって快適な居住空間であったとしても、必ずしもペットにとっても快適とは言い切れません。

環境を整えるうえで何よりも重要なのは、飼い主とペット両方にとって快適な空間をつくることです。

テイストでは、これまで多くのペットリフォームを手掛けてきた実績があります。

上記でも紹介した床材の皆沿いやペット用ドアの設置、猫専用スペースの確保はもちろんのこと、キャットウォークの設置も行います。

猫を飼育するうえでどういったリフォームプランが最適か分からないという方は、ぜひ一度テイストへご相談ください。

 

関連記事:ペットリノベーション業者の正しい選び方

 

 

※キャットタワーの動画もご覧ください

 

まとめ

大型猫を飼育する家庭や、複数頭の猫を飼っている家庭においては、できるだけ猫にストレスを与えることなく安心して暮らせる環境が求められます。

そのための第一歩として、キャットタワーの導入は有効な選択肢といえるでしょう。

それだけでなく、さらに本格的なペットリフォームを検討している方は、さまざまなノウハウ・技術をもったリフォーム会社へ一度ご相談ください。

 

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株式会社テイスト

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