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投稿日:2024.02.15/更新日:2024.04.18

猫部屋のリフォーム費用は?ストレスなく暮らしてもらうためのポイントとは

「爪とぎによって壁や床がボロボロになる」「排泄物の嫌なニオイが染み付く」

猫を飼育していると、さまざまな悩みを抱えるケースも少なくありません。

猫がストレスなく快適に過ごすために、猫の部屋をリフォームすることもひとつの手段といえますが、気になるのはその費用です。

本記事では、ペットリフォームにかかる費用の相場と、どのような点に注意してリフォームを行えば良いのかもあわせて解説します。

 

 

猫部屋専用リフォームの内容

猫の居住スペースを確保するためには、どういったリフォームを行えば良いのでしょうか。

代表的なリフォーム内容をご紹介します。

 

床材のリフォーム

フローリングは猫にとって滑りやすく、室内を歩いたり走ったりしたときに、足腰に負担がかかります。

最悪の場合、滑って転倒しケガをするおそれもあるため、カーペットやコルク材など滑りにくい床材に張り替えがおすすめです

また、フローリングの上に床材を張っておくことで、爪とぎによる傷の防止にもつながります。

床材そのものを張り替えるのが難しい場合には、フローリングに専用のコーティング剤を塗布する方法もあります。

 

壁の保護

猫は発情期になるとマーキングをしたり、トイレが汚れていると粗相をしたりすることがあります。

これを放置したままにしていると、壁にニオイが染み付き悪臭の原因になることも。

また、床と同様に爪とぎで傷がつく可能性があるため、防臭加工や傷に強い壁材への張り替えがおすすめです

特に傷の防止を第一に考えるのであれば、腰壁の施工もおすすめです。

人間の腰のあたりの高さまで壁面に木材を張り合わせることで、猫が爪を立ててもクロスを傷つける心配がありません。

 

感電対策

家電製品やスマホの充電ケーブルなどが部屋にあると、猫が噛みちぎり感電する危険があります

ケーブル類を配線する際にはモールやペット用の保護カバーなどを装着し、感電防止対策を講じておきましょう。

また、テレビやPC周りなどで電源タップを使用する場合には、蓋付きのボックスに入れてコンセント全体を覆うことでさらに安全性が高まります。

 

高いところに居場所を作る

狩猟動物である猫は、高い場所に身を置くことで天敵から身を守り、獲物の動きを観察する習性があります。

室内で飼育している猫にも、高い場所を好む習性があることから、キャットタワーやキャットウォークなどを安心して過ごせる場所を作りましょう

 

関連記事:猫が脱走しないための対策は?脱走しやすい場所や原因を解説

 

 

猫がストレスを感じにくい環境とは

猫のために部屋のリフォームを依頼する際には、どのような環境が快適と感じるのかを把握しておくことが大切です。

猫がストレスなく寛げるのはどういった環境なのでしょうか。

 

くつろげる場所がある

猫専用のケージやベッドなど、猫が安心して体を休められる場所は必須です

特に日が差し込む場所や、外の様子が見られる場所を猫は好む傾向があるため、可能であれば窓際に場所を確保しておくのがおすすめです。

 

隠れる場所がある

猫は外敵から身を守るために、周りを囲まれた狭い空間に隠れることがあります。

特に大きな物音や家族以外の人の声を聞いたときに隠れることが多いため、専用の空間を確保しておきましょう。

 

室温と湿度が管理されている

猫は温暖な気候で暮らしてきた動物であるため、比較的暑さに強い傾向があります。

しかし、だからといって真夏の締め切った部屋に冷房もかけずに放置しておくと、熱中症にかかるリスクがあります

適度な室温と湿度を維持しておく必要があります。

 

清潔な環境

ゴミや排泄物、食べ残しなどが散乱した部屋は衛生的ではなく、猫がストレスを感じることはもちろん、病気にかかるリスクも増大します

そのため、トイレやケージ、ベッドなどはこまめに清掃し、清潔な環境を心がけましょう。

 

関連記事:ペットのためのリフォームをする必要はある?よくある悩みや方法を紹介

 

猫部屋リフォームの費用相場

猫のために部屋をリフォームする場合、多くの方が気になるのは費用面の問題ではないでしょうか。

一口にリフォームといっても、その内容は多岐にわたるため、代表的な施工メニューの費用相場をご紹介しましょう。

 

壁・床材のリフォーム

嫌なニオイを防ぐためには、消臭・防臭加工が施されたクロスや床材への張り替えがおすすめです。

また、爪とぎによって壁や床が傷んだ場合にもリフォームが必要です。

部屋の面積や使用する素材によっても費用は大きく変わってきます。

15畳の部屋であればクロスの張り替えで20〜25万円程度、床材の張り替えであれば断熱材込みで65〜85万円程度が相場となっています。

  • クロス張替え:20〜25万円(15畳)
  • 床材張り替え(断熱材込み):65〜85万円(15畳)

 

防音のリフォーム

猫の鳴き声や足音などの騒音を防ぐためには、遮音性の高い天井や窓にリフォームする必要があります。

こちらも部屋の面積や使用するガラスの大きさ・形状によって費用は大きく変わってきます。

15畳の場合であれば天井の張り替えで15〜20万円、腰高窓が13〜15万円、掃き出し窓で25〜28万円程度が相場となります。

  • 天井張り替え:15〜20万円(15畳)
  • 内窓複層ガラスへの交換:13〜15万円(腰高窓) 25〜28万円(掃き出し窓)

 

 

ドアのリフォーム

ペットが部屋を行き来する際には、ドアや扉を開閉しなければならず、手間がかかります

飼い主が不在のときでも部屋を自由に行き来できたら、手間を省くことができます。

そうするには、ペット専用のくぐり戸(フラップ)が付いたドアへのリフォームがおすすめです。

既存のドアを加工して取り付けられるものもありますが、ドアそのものをリフォームする場合には13〜15万円程度の費用がかかります。

  • くぐり戸付きドアへの交換:13〜15万円

 

キャットウォーク・キャットステップの設置

猫の運動不足を解消し、高い場所でくつろげるようにするためには、キャットウォークとキャットステップの設置がおすすめです。

木材を使ってDIYも可能ですが、ペットリフォームの専門業者へ施工を依頼した場合には、15〜35万円程度の費用がかかります。

  • キャットウォーク・キャットステップ:15〜35万円

 

キャットタワーの設置

賃貸住宅でリフォームが難しい場合、キャットウォークやキャットステップを施工できないケースもあるでしょう。

そのようなときには据え置き型のキャットタワーがおすすめです。

ペットショップやホームセンターなどでも購入でき、大きさによっても価格は異なるものの2〜3万円程度の予算で収まります。

  • キャットタワー:2〜3万円

 

 

猫部屋リフォームの実例を紹介

猫が快適に暮らせる部屋のリフォームにはどういった施工例があるのでしょうか。

たとえば、以下は62.75平米、2SLDKの分譲マンションで、リビングルームを対象にリフォームを行った事例です。

天井付近にキャットウォークと顔出しパネルを設置し、そこまでの足場としてキャットタワーを設置。

さらに壁面には、防臭加工と傷に強い特殊加工が施されたクロス「エコカラット」を施工し、総額35万円でリフォームができました。

 

Before▼

After▼

白を基調に統一されたデザインは部屋の内装とも馴染み、単調な雰囲気になりがちな壁面も、エコカラットの模様が程よいアクセントになっています。

 

関連記事:猫が喜ぶ部屋を作るポイントとは|レイアウトのコツを徹底解説

 

猫部屋リフォームの業者をお探しなら株式会社テイストまで

昨今のDIYブームもあり、キャットウォークやキャットステップを自作する方も少なくありません。

しかし、クロスや天井、床材などを張り替えるためには高度な技術が不可欠であり、DIYでは対応が難しいことも多いでしょう。

猫と飼い主が共に暮らせる快適な環境を作るためには、ペットリフォームに対応した専門の業者に依頼するのがベストといえます。

テイストでは20年以上にわたってペットリフォームを手掛けてきた実績があり、間取りや部屋の広さ、予算に応じて最適なご提案をさせていただきます

「猫を飼ううえで気になる、ニオイや爪とぎの傷をなんとかしたい」

「インテリアや部屋の雰囲気にマッチしたデザインに仕上げたい」

そう考える方は、ぜひ一度テイストまでご相談ください。

 

◆お問い合わせはこちらから◆

 

 

まとめ

猫を飼育していると、床や壁、柱などに爪を引っ掛けて傷が付いたり、飼い主が気づかないうちに粗相をし悪臭の原因になったりすることもあります。

ペットリフォームはこのような悩みを解決するためのひとつの手段であり、プロの専門業者に依頼することで満足度の高い仕上がりが期待できます。

テイストは長年にわたってペットリフォームを手掛けてきた実績があるため、まずは一度お気軽にご相談ください。

 

株式会社テイスト

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